9月19、20日

土日はムラピ山に登山に行ってきた。標高2930㍍。インドネシアで最も活発な火山である。16世紀以降から約70回ほど噴火しており、2010年の噴火では死者300人。

19日の19:30頃車でソロを出発し2時間ほどで登山口に到着。標高が高く、夜ということもあり、とても寒い。季節が2つのみで年中暑いが、町中でも朝晩は想像よりも涼しく、寒く感じることも多い。出発は1:00の予定だったが早く登ろうといことになり12:00に計17人で登山口を出発。朝日を見る場所まで約4時間。最初から急斜面で火山灰が積もっているので滑るところも多い。夜なのでランプは必須。道はでこぼこで整備されているわけではない。後半は岩場を進む。インドネシアの人々はこの山にサンダルで登っていく。全員が登山靴という訳ではない。 一緒に行った人も最初から最後までビーチサンダルみたいなのをはいていた。サンダルでも彼らは登りも下りも早い。下りではかけおりてくる人もいる。私は普通のスニーカー。上を見上げると満点の星空。見たことないくらいの星の数。オリオン座の中にもあんなに星があったのかって思った。下を見ても町の明かりがどこまでも伸びていた。夜の登山もいい。日の出は5:00。3:00頃手前の場所で日の出まで休憩。しかし、とても寒い。上は4枚着ていたが寒い。インドネシアでもこんなに寒いのかと思った。とてもじゃないけど寝れなかった。4:00頃登山再開。登っている途中から空が少しずつ明るくなりはじめていた。朝日が昇る瞬間は本当に綺麗。言葉もでない。夜はとにかく寒いけど山登りがこんなにも楽しいと思わなかった。下りはとにかく滑る滑る。足を踏ん張るのが疲れる。朝になって道が火山灰だらけなのがよくわかった。次は横にあるメルバブ山に登ろうと思う。  

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