2018年11月の日記一覧

ソウルでは、気温がマイナスになったり初雪が降るなど、本格的に冬に近づいています。それと同時に、期末試験の範囲の発表や、課題など、留学生活もあと１か月ないのだなと実感しています。私は１月に帰国しますが、友人の中には期末試験が終わるとすぐに、１２月中に帰ってしまう友人もいるので、テスト勉強や課題を終わらせながら、最後留学中にしたいことはすぐに予定をいれるようにしています。長くて短い１０か月の留学生活も本当に終盤なので、勉強と遊びの切り替えをしっかりして気持ちよく帰国日を迎えたいと思います。

先週の週末に、友人と釜山へ旅行にでかけました。ソウルからKYXという特急列車のようなものでおよそ３時間ほどで着きました。地図上では、韓国の一番下に位置するので、遠くまできたなと感じました。釜山では、海が近いので、有名な海雲台などの観光地も巡りました。また、ソウルとは違い、海産物が食べられるお店が多く、食事は海鮮物を食べることがほとんどでした。留学中に韓国で有名な旅行地である釜山に行くことができてよかったです。素敵な思い出をつくることができました。

11月もあっという間に最後の週を迎え、韓国では積もるほどの大雪が一昨日の夜中から昨日にかけて降りました。やはり韓国らしいですね。最高気温が5度近くまで下がり、寒くて外に出られないほどの気温になってきました。この時期の韓国は「ペディン(日本ではダウンコート)」を着る人が多く見受けられますが、あと1ヶ月もいない私は購入するのを我慢して今ある冬服で何とか乗り切りたいと思っています。

ところで、以前も寮について書きましたが、デメリットの点を記載していなかったので今回書こうと思います。当たり前ですが、韓国内の建物は壁が薄く作られており、私が住んでいる寮も同じように作られていると思います。なので隣の部屋の人がうるさいと夜は寝られないなど当たり前に出来る事をしてくれないので、寮に入りたての頃はストレスが溜まると思います。入寮して一定期間内であれば部屋を変更してくれるシステムがありますが、基本的にその間はどの部屋も静かにしているので、システム自体あまり意味がないと私は感じています。

海外に住むとどうしても日本と比べてしまう部分があるので、メンタル面で言えば慣れるまで時間がかかると思います。セキュリティ面・安全性でみれば大学寮は安心しますが、入寮してからは人それぞれ感じるデメリットも色々出てくるのでそれを踏まえた上で寮に入るかどうか検討してほしいと思います。

１１月後半からは本格的に寒くなると聞いていましたが、現在ですら、朝方だと０度の日もあるほどです。４年間通っている日本人の先輩によると、一番寒くてマイナス１５度ほどは絶対にいくので、０度の今でさえも韓国の寒さに驚いています。特に手足は冷えやすいので、季節の変わり目の体調はしっかり気をつかっていきたいです。寒さ以外には、ミセモンジと呼ばれる空気汚染がひどく、マスクをつけている日が多くなりました。ミセモンジで喉の調子が良くないという声も聞きますが、後々影響が出てくるものらしいので、マスクを着用して、最低限対策をしておこうと思います。

１１月に入り、前期と同じようにISFという留学生が各国のブースを出して、自国の食べ物などを提供するイベントが開催されました。今回のイベントで後期から新たに留学でやってきた日本人の人たちと交流できるいい機会でした。前期とは違って、今回は餅と緑茶を提供することになりました。あんこときな粉、砂糖醤油のたれを準備しましたが、味見で久しぶりに日本食を食べることができ、とても日本が恋しくなりました。ほかのブースでも、みたことのない料理を知ったり食べたりすることができ、楽しい一日を過ごすことができました。