作成者別アーカイブ: 椋本武志

最後の投稿

多くのことを学んだ交換留学も終了し、日本に帰国しました。帰国と同時にブログも終了となるので、今回が最後になります。留学初めの頃は韓国語もそこまで身についておらず、不安の方が正直大きかったです。ですが現地のバディーをはじめ、高麗大学の日本人の先生方、日本語が喋れる韓国人の教授・学生に大変お世話になりました。また留学するにあたって書類を作成していただいた国士舘の韓国語の先生方、ゼミの教授、国際交流センターの方々など多くの方が私の留学をバックアップしてくれました。本当に「感謝」しております。

留学中に達成したかった卒論提出と就職の内定、全てを達成することができました。周囲からは諦めの目で見られていましたが、そういった方々がいたおかげで、私の心に火がついたと思います。2018年度の交換留学生に選ばれた学生の中で一番と言っていいほど忙しく、苦しい思いをしてきたと思います。ですが「交換留学する」という道を選んだのは自分自身ですし、苦しい思いをしてきましたが、逆にそれが充実した日々を過ごさせてくれましたと感じています。

今後私のような4年生で留学する方が現れるかもしれません。その方々に伝えたいのは「継続・忍耐力」が大事だということです。周囲から厳しい目で見られることもありますし、「留学中に就職を決めるのは無理だ」と言われることもあるでしょう。ですが私はその言葉を気にせず、そういった方達を「見返す」という気持ちで毎日全力で取り組んできました。

しかし何事に対しても上手くいかないときがほとんどだと思います。つまずいたということは乗り越える術が必ずあるはずです。それを自分なりに見つけ、周囲をアッと言わせられるような大きな成功を留学後日本に持ち帰ってきてほしいと思います。頑張ってください。そして留学中サポートしていただいた多くの方々、本当にありがとうございました。

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雪景色

韓国では度々雪が降るようになり気温もマイナスが当たり前になっていますが、何故かこの気温に慣れてきました。さすがに薄着で外に出ると風邪を引いてしまうのでそれなりの厚着をして出かけるようにしています。日本も一時期気温が上がったというニュースを見ましたが、今では気温も下がり冬本来の天候が続いているみたいです。

ところで、来週で私が書くブログは終わりますが今まで私が載せてきた内容を少しでも参考にしていただいたり、歴代の韓国への交換留学生のブログも参考にしながら後々行かれる方は不安の方が大きいと思いますが、現地では優しい方達ばかりなので充実した留学生活を過ごしていただきたいと思います。

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本格的な冬到来

韓国は3日前から最高気温でさえもマイナスになってきて、服装の調整が難しい季節に入りました。ほとんどの人はペディン(以前説明したもの)を着て通学しているのを見て「暖かそうだな」としみじみ感じています。私も暖かくしようとマフラーを洋服棚から出し、外出の際は毎回使っています。

この時期韓国に旅行する際は普段日本で着ているものでは到底寒さを凌げないので、北海道に行くような気持ちで服選びなどしていただきたいと思います。

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海外から行う日本の就職活動の現実

留学の残りの日にちが数えれるほどになってきました。私は4年生なので留学が終了すれば、当然ながら学生生活も終了することになります。そして「来春からは社会人」と言いたいところですが、現在のところ就職先が決まっていないのが現状です。今後4年生で留学する人のために参考になればと思い、韓国でどのように就活をやっているのかを簡単に説明します。

まず他の就活生と同じように「就職活動できる」という考えを持たない方がいいと思います。ですが3月1日のエントリー開始時には申し込み、仮に面接選考まで進めば日本で面接をしなければいけません。そこで帰国するのもいいと思いますが、それが数回にわたって帰国するとなると費用がもちろんかかります。なので私はあえて帰国せずに、企業と「韓国での面接は可能なのか」という連絡を何度も取り合いました。当たり前ですがほとんどの企業は「日本で実施します」という返信です。しかし韓国まで足を運んでいただいた企業もなかにはありました。なのでそういった部分は交渉次第だと思います。帰国まで残り数日なので現在はそういった連絡をせず、日本に帰国してから面接をしていただけるように企業側と連絡を取り合っています。

普通の考えでは早くて6月、遅くても8月には内定が出るというのが常識です。しかしなかには私のように例外の方もいるはずです。4年生で留学するには強心臓・継続性・忍耐力が必要だと感じました。それに加えて周囲からどんなことを言われても「決してあきらめない、いい意味で見返す」という気持ちを持ち合わせていれば必ず成功するはずです。そして私がその成功例になれるように、残りの就職活動諦めずに忍耐強く取り組んでいきたいと思います。

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寮について(part2)

11月もあっという間に最後の週を迎え、韓国では積もるほどの大雪が一昨日の夜中から昨日にかけて降りました。やはり韓国らしいですね。最高気温が5度近くまで下がり、寒くて外に出られないほどの気温になってきました。この時期の韓国は「ペディン(日本ではダウンコート)」を着る人が多く見受けられますが、あと1ヶ月もいない私は購入するのを我慢して今ある冬服で何とか乗り切りたいと思っています。

ところで、以前も寮について書きましたが、デメリットの点を記載していなかったので今回書こうと思います。当たり前ですが、韓国内の建物は壁が薄く作られており、私が住んでいる寮も同じように作られていると思います。なので隣の部屋の人がうるさいと夜は寝られないなど当たり前に出来る事をしてくれないので、寮に入りたての頃はストレスが溜まると思います。入寮して一定期間内であれば部屋を変更してくれるシステムがありますが、基本的にその間はどの部屋も静かにしているので、システム自体あまり意味がないと私は感じています。

海外に住むとどうしても日本と比べてしまう部分があるので、メンタル面で言えば慣れるまで時間がかかると思います。セキュリティ面・安全性でみれば大学寮は安心しますが、入寮してからは人それぞれ感じるデメリットも色々出てくるのでそれを踏まえた上で寮に入るかどうか検討してほしいと思います。

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PM2.5の影響

最近の韓国はPM2.5(ミセモンジ)の影響で空気が非常に悪いです。遠くの方を見ると霞んでいるのが目視でき、これが原因で私も含めて多くの友人が喉を痛めました。水分補給で喉を潤してもすぐ渇いたり、特に就寝時が一番辛かったです。痛みを気にしすぎるあまりなかなか寝ることができませんでした。現在は少しずつ治ってきている状態にありますが、常にマスクをするなど対策はこれからも続けていかなければなりません。

韓国内にはPM2.5対策のものが数多くあります。例えばドリンク。「マングンハヌル(澄んだ空)トラジ茶」というものはコンビニで手軽に買うことができるので最近は重宝しています。呼吸器系の保護作用に効果があると言われており、私も飲んで2日後くらいから効果があらわれました。

韓国内でも特にソウルは車やバイクが多く走行しており、それから排出されるガスが一番の影響とみられています。韓国旅行に行く際は、マスクは当たり前ですが「喉スプレー」などを持参することをおすすめします。

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次に向けて

高麗大学のほとんどの講義は少なくとも一回は個人発表をするのが当たり前になっています。授業によって様々ですが、発表後に聞いていた学生全員から感想をいただくことがあります。良いコメントばかりではなく、改善点を指摘してくれる学生も中にはいらっしゃるので次の発表に繋げていきたいと毎回思っています。私も一通りの講義で発表は終了し、既に期末課題を発表されている講義があるので少しずつ取り組まなければいけない状況になっております。たくさんの課題と並行しつつ、帰国してからの書類申請もあるので現段階から早いうちに仕上げていっている途中です。

発表が終了したからといって休憩する暇もなく、次は就活に力を入れていかなければいけません。留学前から他の就活生に比べ厳しくなるのは承知の上だったので特に大きな驚きはありませんが、少しずつ焦りを感じてきているのが正直な気持ちです。しかしここで「どこでもいいからとりあえず内定がほしい」というような気持ちになってはいけないと思っているので、最後まで粘り強く悔いなくやっていきたいと思います。

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初の南大門市場

つい最近ジーパンを買いに南大門市場に行きました。明洞からも歩いて15分ほど離れている距離ですが、地下鉄だと一駅なので非常にアクセスがいい場所です。市場なので食べ物ばかりかと思いましたが、逆に食べ物を売っている場所がほとんどなかったです。主に服を売っており、その中でも女性の服が多かったです。あらかじめ行く店をサイトで見つけていたので、迷うことなく行くことができました。

ですが、店によっては無理やり売ってくる店もあるので気をつけたほうがいいと思います。それと次々商品を出してくるので気にいる物がなければ断る勇気も持つことが大事です。そうしないと延々と商品を勧められるのでそこは注意したほうがいいと今回気づきました。
明洞から歩いて行けると書きましたが、地下鉄を利用したい人のためにアナム駅からの乗り換えを書いておくので参考にしていただければと思います。

アナム駅(6号線)→シンダン駅(2号線)→東大門歴史文化公園駅(4号線)→フェヒョン駅5番出口
ぜひ一度行ってみてください。

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中間考査を終えて

中間試験が火曜日に無事終了し、そこから長い休みを過ごしています。試験後の休暇は今後行われる個人発表のPPT作成や就職サイトで企業を探すなど忙しい日々を過ごしています。高麗大学は国士舘大学に比べ個人発表をする頻度が多いので大変ではありますが、一から調べることによって今まで知らなかったことを知る機会に繋がるので、とても勉強になっています。

半年海外に住んでいると自然と現地の言葉以外の言語も理解できるようになってきました。寮内では英語を喋っている欧米人がほとんどなのでその方たちと英語で話すことにより、リスニング力は確実に身についているのが実感できます。あとは単語力を身につければ英語でスラスラ会話できるのも夢ではないかもしれません。中間考査も終わり、個人発表が全て終われば英語を中心とした新しい語学勉強に力を入れていきたいと思います。

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帰国まで残り2ヶ月

明日から高麗大学では中間考査が開始します。テスト前であったり、その期間中はカフェや学校の自習室は学生で全部埋まってしまうほどの気合をこの時期は特に感じています。幸いにも私はテストの代わりにレポートで済まされる講義がほとんどなので安心していますが、中間考査が終わると個人発表が2つも予定されているのでそれの作成に追われているところです。

さて、交換留学も残すところあと2ヶ月となりました。半年間多くのことを学び、成長してきましたがまだまだ学ぶべきことはあると感じています。高麗大学の学生はエリート集団の集まりだと思っているので、そういった学生と一緒に学べていることに感謝しつつ、いろんなことを吸収して留学を終えたいと思います。

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