留学生であれば、だれもが当たる壁だと思う。
幸いなことに、辞書が豊富な韓国語や中国語はまだ優しい或いは、マシではないだろうか。
アラビア語の場合は、学習者が声をそろえて言うことがある。
「日本人学習者向け辞書がない
文法書が簡素
カタカナ発音が逆に難しい」
など。
とりわけ辞書が少ないのは非常に困るところで、学習の大きな妨げにもなる。
加えて語根がわからないと辞書の引きようがないという、鬼畜な仕様も併せ持つ。
アラビア語は三文字の基礎語根というものがあり、それを基にして単語が成り立つ。
たとえば3文字単語に、男二人を表す文字だとか、定冠詞だとか厄介極まりない。
さらに、日本人学習者向けの辞書にろくなのがないということ。
そのためオックスフォード亜英辞典などの英語版を使わざるを得ない日本人が多数である。
出国する際に、辞書を選定する時間や購入する時間がなかったため、手元の辞書には初級者用しかなく困っている最中である。
加えて私は英語が苦手だ。
結構詰んでいるのかもしれない。
その分他国語言語はやり易そうで羨ましいものと思いつつ、今日も一日中机に向かうのである。
0927 10:01