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明日は暖房の日

明日は、予測とイタリア人の知人の情報からの、いよいよお待ちかねの暖房の日である。

本当に今は寒い。寒すぎて課題や勉強に手付かずである。

因みに夏は今年は湿気があったためか、なかなかの暑さで手付かず。

こうなってはインッシャーッラーである(意味は、神の仰せのままに、神のお導きなるままに)。

ようは勉強を投げ出すということだ。

私のような雪国育ちを呻らせるほどの、真綿で首を絞めるような寒さには堪えた。

 

 

因みに中東のあるいは欧州の暖房設備は、特に部屋にストーブ等個人的暖房器具が無い限り建物纏めての温水暖房である。

各部屋ごとに温水の導水管が張られていて、それらから熱を得るのだ。

温水は建物の一階のボイラー室で熱水を作り、主導水管で建物へ送水する。

個人家庭でない限り、エネルギーの無駄であろう。なぜなら一日中送水する必要性がでるからである。

我が家で少し前まで使われていた、風呂用かまど兼暖房かまど・ストーブ、個人家庭の温水暖房、床暖房は寝る際には消すという処置ができる。

従って集合建物では、個人個人において全く違うことから常に送水することになる。

 

これが世界というものか。

ともあれ明日からは寒さから解放される。ヒャッハー

 

2014/11/15 土曜 17:36

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言語的な壁

アラビア語は日本語と少し似通っている部分がある。

主語と動詞を置く位置は、英語と変わらないものの、そのほかは発音が変わる程度で比較的自由である(先に位置が~英語と似ていると述べたが、主語と動詞位置を入れ替えることも可能)。

 

とりわけ前置詞や副詞を日本語と似た感じで運用できるのにはありがたい点である。

然し、単語の活用形がこれでもか、くそったれかというくらいに多い。

しかも発音が主語ごとに変わる。

日本語も似たような点がある手前、できないことは無いはず・・・であるがやっぱり上手くいくはずもない。

 

まあ英語に比べてこれしきのこと。未だになぜ「I am」なのかから始まってしまう。しかも中学・高校の教員はこの理屈を知らず自分は文法が解決できずつまずいてしまった。

文法が全く分からない英語と比べれば楽な部類なので頑張りたいとは思う。

 

11/19 日曜 18:08

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冬支度

ヨルダンは秋はほとんど終わり、冬に入る。

私も冬支度をもう済ませてある。といいつつ、何もすることは無い。

不安点は暖房器具が使えないことくらいか。

 

あと、ヨルダンの冬とはいっても、日本のように雪はほとんど降らず、また同じく降ったとしても数センチである。

私の地元の1mの積雪と比べるべくもなく。(地区によっては2階の窓が玄関となる)

過ごしやすいだろう・・・と誰もが思うが、実は之が罠。

雪国の冬はよく報道されるようにマイナス数℃~数十度は珍しくはない。

然し、実は降っているときと、曇り空の時は意外にも体感的に寒くないのだ。

なので、極寒とはいってもそれほどでも無かったりする。(逆に言えば、これがもとで昔の南極ではよく遭難死が発生していた)

寒いときは湿度がなくあるいは湿度があり、晴れているとき。地面は凍結、霜は降りる、湿った冷気の風。あるいは空っ風。

これが強烈に寒く私は大嫌いである。

 

ヨルダンは砂漠の国である。湿度も無い。そして今は冬に入る。

これはどういう意味か?

答えは簡単である。今本当に寒い。上記のようになぜか部屋設置の暖房器具が使えない。

本当に最悪である・・・・。

 

11/8 23:18 土曜日

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値段も文化の違いの表れ、魚介類の値段

ヨルダンは魚介類の値段は、総じてとても高いと言えるだろう。

肉類などはSPAM 1Kgで200円程で手に入るし、

牛肉の塊も一キロ500~700円程で手に入る。切り落としにしたりしてたまに食べたりするのには都合が良い。

 

しかし、魚介類は総じて高めである。

地中海に近いからその値段と推測される鯛類は安いものの、エビや貝類は凄まじく高い。

なんとお値段はエビ400gで1500円前後である。

お話にならないだろう。

 

私は(大学に入る前は)、腐っても元さかな屋の店員、

鮮魚系の魚介類の良さは良いなと認めるものの、冷凍は値段異常なうえに質が悪いと見た。

 

逆に言えば、魚文化はほとんどないということだ。

 

てんぷらに加工して食べたい今日この頃ではある・・・。

 

11/01 14:00 土曜日

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通信悪し

通信速度が10月の半ばごろから非常に悪い。

上り下りで10kb程度のため、スマホすらなかなか開けられないという悲惨さ。

従ってブログも書けない週が珍しくなく四苦八苦していたりする。

救済措置はないものかと少し期待。

文字数が多くなると回線が落ちるので今日はここまで。

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不穏な天気続くヨルダンと通信に対する愚痴とか

ここ数日は風がやたらと強かったり、

あんなに天気が良かった日々から、曇り一色だったりと不穏である。

日本よりはライフラインが整ってはおらず、

停電もたまにおこる中では不安材料でしかない。(しかも停電は長い)

ヘタすれば直撃である。

あと、インターネットも非常に不安定である・・・。

一応ナローバンド接続ではなく、ブロードバンド接続の仲間たるADSL回線が通っているが、

これが信じられないほど遅い。ふつうADSLは上り下り通信が100kbになることは無いはずだが、

実際に計測すると100~120kbと目を疑うようなお粗末さ。

部屋でできる限りの手は打ったものの、それでも遅いとなるとビルのハブやら変換装置やらに不具合がありそうだ。

なお、ヨルダンのネット普及率は多めに見積もって30パーセント強。

資料によっては25パーセント前後であり、多分アンマンですら光回線の普及率は差ほどないのではないだろうか。

 

曇りといえば、日食の観測ができなかったのが遺憾であった。

天の川がかなり鮮明に観測できる国の手前残念な事この上ない。

 

10月11日 金曜 17:58

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中東での秋休み

ヨルダンでは、この時期長めの秋休みに入るようだ。

期間は10月2日から8日まで。しかし自分のところ(大学)は11日までである。

中東では、休みは金曜土曜だが、この時期を挟んで長めとなる。

 

おそらくではあるが、雨期に入る前の下準備かまつりかそのような感じのための休みではないかと思う。

事実休みに入ってから、ヨルダンに入国してから2か月目にして初めて雨が降った。

しかも数日連続である。

まあ、以上は推測にすぎないのだが・・・とにかくカレンダーが欲しい。あればわかる。

どこかに売ってないのだろうか。

注:ヨルダンでは10月に祝日は無し。おそらくラマダン明けの休みのような扱いか。

 

金曜:10月10日 21:46

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ヨルダン珍道中3:留学組で食事

やはり語学の壁というものがある。

一応拙い英語やアラビア語で、2回目となるご飯を食べる約束をしていたが、

齟齬があり中止?になった。

10月2日木曜の12時なのか同日の5時なのか

または一日の昼なのかよくわからずじまいである。

・・・たぶん私のメモ記入違いか時間間違いだろう。

ちなみに一回目の食事は普通に行われた。

 

あと、留学組との共通の話題はアニメ・漫画と母国語での挨拶や、名前交換(多国語で自分の名前を書いてもらう)、簡単な母国語講義?が多い。

母国語講義とはいっても、日本語、スペイン語、トルコ語が行われた程度である。

講義以外の他はどの国籍者も行ったのではないだろうか。

10月4日17:58

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留学組の誰もが当たる語学の壁

留学生であれば、だれもが当たる壁だと思う。

幸いなことに、辞書が豊富な韓国語や中国語はまだ優しい或いは、マシではないだろうか。

アラビア語の場合は、学習者が声をそろえて言うことがある。

「日本人学習者向け辞書がない

文法書が簡素

カタカナ発音が逆に難しい」

など。

 

とりわけ辞書が少ないのは非常に困るところで、学習の大きな妨げにもなる。

加えて語根がわからないと辞書の引きようがないという、鬼畜な仕様も併せ持つ。

アラビア語は三文字の基礎語根というものがあり、それを基にして単語が成り立つ。

たとえば3文字単語に、男二人を表す文字だとか、定冠詞だとか厄介極まりない。

さらに、日本人学習者向けの辞書にろくなのがないということ。

そのためオックスフォード亜英辞典などの英語版を使わざるを得ない日本人が多数である。

出国する際に、辞書を選定する時間や購入する時間がなかったため、手元の辞書には初級者用しかなく困っている最中である。

加えて私は英語が苦手だ。

結構詰んでいるのかもしれない。

 

 

その分他国語言語はやり易そうで羨ましいものと思いつつ、今日も一日中机に向かうのである。

 

0927 10:01

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ヨルダン珍道中② 隣国とか

まず外務省の中東とヨルダンの渡航安全情報を見てほしい。

地図で着色図を見ればわかるが、周りの国は真っ赤である。

別に共産化したとか、真っ赤な嘘だとかそういうわけでもなく、とにかく危険度が高い。

今日、中東世界をにぎわしているのがイスラム国だろう。

ヨルダンはその周りにあるだけでなく、内戦状態のイスラエルや、いまだ不安定なレバノンなどの国々に囲まれている。

ヨルダン外務省の推計だと、一日1000人ほど流入しているそうである。ナショナルジオグラフィック:下記サイトより。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140901-00000000-natiogeog-int

すでに14年1月頃には国内難民は人口の1割を超え政情は不安定となったらしい。

 

 

しかし、自分の住むシリア国境のヨルダンの町はいかにも平穏な空気が漂い、ヨルダン人はのんびり屋だとつくづく思っているこの頃。

 

シリア戦場ではイスラム国等苛烈な戦闘は続いているものの、おそらく被占領地域ではのんびりな空気がもしかしたら流れているのではないかと思ったりもする。事実、占領地域では住民らに苦難の行進を強いている話は聞かない(但し、イスラム国の場合はイスラム教に改宗した者、イスラム教だったものを除いて、苦行を強いている。逆を言えば苦行を強いていない)。

 

国境近くの丘からシリアの町をを観察してもまた、平穏なのは同じことである。帰国するまで平穏無事でいたいものだ。

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